こんにちは、うにです。
今回は0〜2歳児クラスを担当することになった先生方に向けて、乳児さんにぴったりの絵本をご紹介したいと思います。
毎日の読み聞かせや、ちょっとしたスキンシップタイムに、絵本はとても心強い味方ですよね。
特に、音楽と合わせて絵本を楽しむと、子どもたちは目をキラキラさせながら夢中になってくれます!
この記事では、年齢別にオススメの絵本をまとめました。
よかったら、読み聞かせの参考にしてみてくださいね♪
【0歳児にオススメの絵本】
0歳児さんには、シンプルな言葉のリズムやくり返しが楽しい絵本がぴったり!
『ばいばい』

目を合わせながら「ばいばい!」と手を振ると、自然に模倣してくれる子も。
絵本とコミュニケーションをリンクさせるきっかけに◎
『じゃあじゃあびりびり』

赤ちゃんが大好きな音の世界をたっぷり楽しめる一冊。
「じゃあじゃあ」「びりびり」「わんわん」など、身近な音がリズミカルに登場します。
言葉を覚える前の子どもたちでも、耳で音を感じて、にこにこ反応してくれますよ。
ページをめくるたびに、「次はどんな音かな?」とワクワクする時間に!
おうちでも保育でも、ファーストブックとしてとても人気です。
『ぽんちんぱん』

「ポン」「チン」「パン」――楽しいリズムと言葉遊びがいっぱい!
0歳児さんでも、音を楽しみながら見ることができる絵本です。
繰り返し出てくる音がとにかく楽しくて、
読み終わったあとも、子どもたちの口から「ポンチンパン!」なんて聞こえてくることも。
リズムに合わせて体を動かしながら読むのもおすすめですよ♪
0歳児さんにとって、絵本は「はじめてのおしゃべり」とも言える大切な時間。
音やリズムを楽しめる絵本は、赤ちゃんたちの感性や表現力を育てる大事なきっかけになります。
気になる絵本があったら、ぜひ取り入れてみてくださいね!
【1歳児にオススメの絵本】
1歳児さんには、ストーリーが少しだけ膨らむものや親しみやすいキャラクターが大人気!
「ことば」や「体の動き」にどんどん興味が出てくる時期。
まねっこ遊びやリズムのある言葉を楽しめる絵本がぴったりです!
シンプルなストーリーやくり返しのリズムで、「できた!」「わかった!」の喜びを引き出してあげましょう♪
『だるまさんシリーズ』

1歳児さんに大人気!笑いがあふれる「だるまさんシリーズ」。
『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』の3冊は、はじめて「ストーリー」を楽しむ時期にぴったりの絵本たちです。
「だ・る・ま・さ・ん・が…どてっ!」
シンプルな繰り返しとリズム感あふれる展開に、1歳児さんたちは大喜び!
絵本に合わせて体を揺らしたり、手をたたいたりする子もたくさん。
ことばのリズムと体の動きを自然にリンクさせながら、楽しく遊べます。
さらに『だるまさんの』『だるまさんと』では、
だるまさんが「め」「て」「け」とからだのパーツを紹介したり、
おともだちと「ぎゅっ」とハグしたり、
1歳児さんが大好きな「まねっこ遊び」「スキンシップ」にもつながる内容が盛りだくさん!
\ 毎日読みたくなる、1歳児クラスの定番絵本です /
『どんどこももんちゃん』

ももんちゃんが、どんどこ どんどこ 元気に走る!
リズミカルな言葉と繰り返しが、1歳児さんの心をぐっとつかむ絵本です。
「がんばれ!」「がんばれ!」と応援しながら読むと、
子どもたちも一緒に声を出して大盛り上がり♪
読み聞かせでクラスみんなが笑顔になれる一冊です。
『かんかんかん』

「かんかんかん!」――踏切の音が聞こえたら、いろんな電車がやってくる!
のむらさやかさんが描く、やさしくてあたたかい電車絵本です。
通るのは、んまんまでんしゃ、にゃんにゃんでんしゃ、ないないばぁでんしゃの他にも様々!
ページをめくるたびに違う電車が現れて、子どもたちは目をキラキラ輝かせます✨
踏切の「かんかんかん」の音に合わせて、リズムよく読むとさらに楽しい!
電車好きな子はもちろん、乗り物にまだ興味がない子にもおすすめできる一冊です。
『きんぎょがにげた』

どこいった!? きんぎょさん!
いろんな場所に逃げたきんぎょを、ページの中から探していく参加型絵本です。
1歳児さんでも目をキラキラさせながら、一生懸命きんぎょを見つけようとします。
指をさして「あっ!ここ!」と発見できたときの笑顔がたまりません。
観察力を育てる遊び絵本として、乳児クラスにはぜひ一冊!
1歳児さんは、「見つける!」「まねっこする!」「声を出して楽しむ!」時期。
絵本の中で発見したり、笑ったり、リズムにのったりできると、どんどん絵本が好きになっていきます。
気になった絵本があれば、ぜひ保育に取り入れてみてくださいね!
【2歳児にオススメの絵本】
2歳児さんは、「自分でやってみたい!」「考えてみたい!」気持ちが育つ時期。
簡単なお話の流れを理解したり、思いやりに触れたりできる絵本がおすすめです!
登場人物に気持ちを重ねながら、
想像力や社会性もぐんぐん育つこの時期にぴったりの絵本を紹介していきます。
『こぐまちゃんのうんてんしゅ』

こぐまちゃんが、バスや消防車、パトカーに乗って大活躍!
2歳児さんが大好きな乗り物の世界を、こぐまちゃんと一緒に楽しめる絵本です。
ハンドルをぐるぐる回したり、出発進行!と声を出したり、
まねっこ遊びをしながら読むと、もっと盛り上がります♪
「運転したい!」という気持ちを、優しく応援してくれる一冊です。
『どうぞのいす』

うさぎさんが作った「どうぞのいす」。
やさしさのリレーが続いていく、ほっこりあたたかいストーリーです。
2歳児さんに伝えたい「思いやりの心」を、
自然な形で育める素敵な一冊ですよ。
『おかしなおかし』

いろんなお菓子が、にぎやかに登場する楽しい絵本!
ページをめくるたびに、「次はどんなおかしかな?」とワクワク。
食べ物に興味が出てくる2歳児さんにぴったりで、
ことば遊びや想像力をふくらませるきっかけにもなります♪
2歳児さんは、「自分でやってみたい」「考えてみたい」気持ちがぐんと育つ時期。
絵本を通して、優しさや楽しさをたくさん経験できるといいですね♪
【乳児全体にオススメ】エリック・カールの定番絵本を紹介!!
カラフルな色づかいと、シンプルで心に響くストーリー。
エリック・カールさんの絵本は、世界中の子どもたちに愛され続けています。
乳児クラス(0〜2歳児)にとっても、
「見る」「聞く」「まねる」楽しさをたっぷり味わえる名作ばかり!
特に、音楽に合わせて絵本を読むと楽しさは倍増!
リズムに乗せて読むことで、子どもたちはもっと体を動かし、絵本の世界に入り込んでくれます。
『はらぺこあおむし』

世界中で愛されているロングセラー絵本!
小さなあおむしが、たくさん食べて、やがて美しい蝶になるまでのお話です。
カラフルなイラストとリズム感ある文章で、0〜2歳児さんも夢中に。
読み聞かせだけでなく、歌に合わせて楽しむのもおすすめですよ♪
『できるかな? あたまからつまさきまで』

「できるかな?」「できるよ!」――
動物たちと一緒に、体を動かして遊べる絵本です。
ぞうさんみたいに体を揺らしたり、ワニさんみたいにパクっと手を動かしたり!
読むだけで自然に体を動かせるので、乳児さんたちのお集まりにもぴったりです♪
『くまさん くまさん なにみてるの?』

くまさんに聞きます。「なにみてるの?」
すると、赤い鳥や青い馬など、カラフルな動物たちが次々と登場!
くり返しのリズムと色彩豊かな絵が、0〜2歳児さんの好奇心をぐっと引き出します。
読み聞かせの後に、「何が見えるかな?」と遊びを広げるのも楽しいですよ♪
エリック・カールさんの絵本は、目で見て、耳で聞いて、体で感じられる楽しさがいっぱい!
乳児期の「見る・聞く・動く」を育むのにぴったりな絵本ばかりです。
気になる1冊があったら、ぜひ取り入れてみてくださいね♪
まとめ
乳児期は、絵本を通して「見る」「聞く」「まねる」ことがぐんぐん伸びる大事な時期。
先生が楽しそうに読んであげると、子どもたちも自然と絵本が大好きになります♪
気になる絵本があったら、ぜひチェックしてみてくださいね!
読み聞かせタイムが、もっともっと楽しくなりますように。